この記事で解決できるお悩み
不動産業界って激務で休みが少ないイメージがあるなぁ。
実際に働いてからは分からないし、実際はどうなの!?
確かに不動産業界って休み無く働いているイメージだね。
今回は、私が12年間不動産営業として実際に働いてきて感じたことを正直に伝えます!
「仕事ばかりではなく自分の時間が欲しい」方や「家族との時間も確保したい」という方は是非最後まで読んでください!
WEBライターあきらについて
不動産営業として12年間働いていました。
筆者の紹介
- 約1500名の顧客と商談
- 不動産会社の採用担当も歴任
- 売買仲介、賃貸仲介、売却提案、賃貸マンション管理を経験
- 宅地建物取引士
- 賃貸不動産経営管理士
- 2級ファイナンシャル・プランニング技能士
本当に不動産業界は休みが少ない?
実際のところどうなの!?
と気になっていると思いますので先に結論を言いますね。
不動産業界は休日が多いです!
近年、働き方改革によって日本全体の勤務時間や休日の取り方が変わってきました。
それは不動産業界も同じで、「週1回休み」「夜は日をまたぐまで仕事」という体育会系のノリはどんどん無くなってきています。
転職サイトを見てみると、不動産業界でも「週休二日制」や「完全週休二日制」は当たり前ですし、年間休日が120日を超える会社も増えてきました。
そうなの!?
じゃあ早速不動産業界に転職しよう!
待ってください!
休日が多いとはいえ、気をつける点があります。
そこを踏まえた上で検討してください!
休日は水曜日が基本
不動産業界では水曜日の休みが定番です。
なぜ水曜日なの?
水曜日が休みの理由は色々と言われていますが、良く言われているのはこの2点です。
- 水曜日は契約が「水」に流れるから。
- 不動産業界は土日が繁忙期で水曜日が一段落するタイミングだから。
私は12年間不動産業界にいましたが、大体この2つがよく言われている理由です。
不動産歴が長い先輩に聞いても、はっきりとした理由は誰も知りませんでした。
逆に、土日は休みが取れません。
というのは、飲食店や車の営業と同じで、一般のお客様がターゲットなのでどうしても週末に集客をするから。
一般のお客様の多くは土日がお休みです。
不動産業界は週末にハードに働いて、落ち着く水曜日を定休日にしているのですね。
火・水曜日、水・木曜日の連休の場合が多い
不動産業界の休日の特徴として、水曜日を基準とした、「火・水」「水・木」曜日を定休日にしているところが多いです。
お店の定休日が水曜日だけでも、社員のシフトを「火・水」「水・木」曜日休みにしている企業が多いですね。
これにも理由があって、集客のメインが土日と言いましたが、その前後の月曜日と金曜日はバタバタで忙しいのです。
- 金曜日→週末のお客様案内に向けた準備、広告の配布
- 月曜日→週末に対応したお客様の整理、お礼状などの事務作業
よって、不動産業界では比較的落ち着いている火曜日、水曜日、木曜日に休みを取るところが多いのです。
祝日は休めるのか?
正直、祝日は休めません。
というのは、土日と一緒で祝日も集客のメインだからです。
祝日にどれだけの成果を上げるか?で営業成績が変わってくるほどです。
でもその分、大型連休はしっかり休めます。
年末年始、ゴールデンウィーク、夏季休暇はほとんどの不動産会社でありますよ。
この時期は逆にお客様の来店が少ないので、不動産会社も休みを取っているのです。
有給消化は可能なのか?
有給を消化できる企業はたくさんあるので、会社の規定に則れば十分可能です。
ただ、メインの集客日である土日祝日は有給消化できない会社が多いです。
土日祝日は平日の何倍も忙しいので、できるだけ平日に有給を取って欲しいのですね。
平日の有給はしっかりもらいましょう!
不動産業界の休みのまとめ
不動産業界の休日は比較的多いです。
週に2回しっかり休みを取っている企業が多いですし、飲食業やサービス業に比べるとかなり多い方です。
しかし、自身が好きな日に休みを取れる訳ではなく、土日祝日は休みは取れないと思いましょう。
週末以外でも、与えられた休日でプライベートを楽しめる人は、不動産業界を狙うべきです!
休みをしっかり取れる不動産会社に転職するためにはどうすればいいのか?
では、休みをしっかり取れる企業に転職するためにはどうしたらいいのでしょうか?
ここでは3つのポイントを紹介します。
- 完全週休二日制
- 残業が少ない不動産会社
- 定休日に会社を覗いてみる
1つずつ見てみましょう。
完全週休二日制
- 週休二日制
- 完全週休二日制
この2つの違いは色々な転職サイトで解説されています。
不動産業界でも「完全週休二日制」を選ぶようにしましょう。
昔は珍しかった不動産会社の完全週休二日制。
今は導入している企業が多いので、まずは転職サイトでチェックしましょう。
残業が少ない不動産会社
一般的に、残業が多い会社は休みが少ない傾向にあります。
これは私が12年間現場にいた実感なのですが、
「残業が多い=業務を捌ききれていない」企業が多いです。
一般のお客様と接する機会が多い不動産業界。
勤務時間内に仕事を終わらせることができないと、必ず休日にも影響が出てきます。
習慣的に残業が少ないところは、業務量としても休みをしっかり取れる体制が整っていると言えるでしょう。
定休日に会社を覗いてみる
定休日に会社を覗いてみることも、休みをしっかり取っているかどうかの判断基準になります。
残業が多いという点とも繋がりますが、定休日にまで会社に来て仕事をすることを容認しているところは要注意です。
もし就職を考えている不動産会社が近くにある場合は、定休日にも様子を見て働いている人がいないかをチェックしましょう。
会社全体で、仕事と休みのメリハリをつけている企業がおすすめ。
土日に休める職種や不動産会社は?
不動産業界の休みのことが少しずつ分かってきました。
でも転職サイトを見てみると、土日が休みの不動産会社もありましたがこれはどのような会社なのですか?
土日が休みの会社は、営業がメインの会社ではありません。
どんな会社なのかを解説しますね。
不動産管理会社
不動産をお客様に買ってもらったり、売ってもらったりする仕事ではなく、賃貸マンションなどを管理する会社があります。
賃貸マンションに不動産会社の看板が貼ってあると思いますが、それが管理会社です。
不動産管理会社は週末に集客をする仕事ではなく、日常的に不動産を適正に管理する業務なので、土日が休みの会社が多いのです。
しかし、不動産業界の良い点である「成果を上げた分が給料に反映される」職種ではありません。
稼ぎたいというより、一般的な会社員を目指す人におすすめです。
法人向けの不動産会社
一般のお客様がターゲットではなく、法人向けの不動産会社は土日が休みの場合が多いです。
例えば、新規出店を検討している経営者への物件紹介や、不動産会社への提案営業などを行っている会社です。
土日に休みたいけど、しっかり稼ぎたいという人におすすめの業界です。
しかし、あくまで営業職です。
経営者との付き合いなどで土日に駆り出されるケースもあるかもしれません。
その点にも注意をして検討しましょう。
不動産事務職
最後は不動産会社の業種ではなく、職種のお話です。
不動産事務は営業ではありませんので、お客様と接する機会は限られています。
ですので、週末に仕事をすることはマストではありません。
ただ、不動産会社は基本的に平日より週末が何倍も忙しいもの。
不動産事務も週末に出勤して欲しい企業ばかりなので、条件面での話は最初にしておきましょう。
まとめ
ここでは、本当に不動産会社は休みが少ないのかを解説しました。
まとめるとこんな感じです。
不動産会社の休み事情はこのようになっていました。
基本的に土日は出勤ですが、近年は休みをしっかり取る不動産会社が増えてきています。
チャレンジしてみたい業界の特徴を知り、調べることから転職活動は始まっています。
あなたの転職が良いものになるよう祈っています!
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