この記事で解決できるお悩み
不動産営業ってきついんでしょ?
離職率も高いって言うし…。
そんな業界に転職するのは不安だなぁ。
不動産会社にはきついところもあります。
ですが全てがきつい会社ではありません!
ここでは不動産営業がきつい理由と、きつくない会社へ転職するためのコツを解説します!
WEBライターあきらについて
不動産営業として12年間働いていました。
筆者の紹介
- 約1500名の顧客と商談
- 不動産会社の採用担当も歴任
- 売買仲介、賃貸仲介、売却提案、賃貸マンション管理を経験
- 宅地建物取引士
- 賃貸不動産経営管理士
- 2級ファイナンシャル・プランニング技能士
不動産営業がきついと言われる理由とは?
不動産営業の仕事はきついというイメージが強く浸透しています。
ノルマがきつかったり、帰りが遅かったり…。
そういうイメージがありますが、実際はどうなのでしょうか?
確かに不動産営業の仕事の強度は高いです。
ですが、一通り仕事を覚えることができれば自由に仕事ができる業界です。
つまり、最初は誰でもきついです!
でもその先に自由で楽しい未来が待っています。
ではここから、不動産営業の仕事がきついと言われる4つの理由を解説します。
ノルマを達成するプレッシャー
不動産会社は営業で利益を上げなければ倒産してしまいます。
(収益物件をたくさん所有していて家賃収入がある企業は別ですが…。)
そしてやはり、不動産営業には「目標」というノルマが存在します。
今はあまり「ノルマ」という言葉は使われないです。
その言葉だけでネガティブなイメージがあってモチベーションが上がらないから。
ノルマの数字は会社によって様々ですが、売買仲介会社の場合は月に1件の成約だけでは追いつかないのがほとんどです。
ですので、その月の成績もそうですが、来月、再来月の成績も計画的に積み上げていく必要があります。
営業活動には運も必要ですが、「成績を上げる自分なりの方法」を見つけていくことが重要なのです。
常に数字を意識して営業活動をすることはきついことですが、その意識を身に付けることができれば、どの仕事でもこなせる実力を手に入れられます。
お客様都合での休みが多い
企業を相手にしている不動産営業は別ですが、ほとんどは一般のお客様相手に営業活動を行っています。
そのため、平日の商談はお客様の仕事が終わった夜になりますし、お客様のお休みである土日が一週間の中で一番忙しい日になります。
さらに、不動産会社の定休日である水曜日にもお客様との商談がある場合は、休みをずらすか休日出勤になってしまうのです。
お客様都合で休みが決まることも不動産営業がきついと言われる理由の1つです。
休みの日にお客様や銀行、取引先から電話がかかってくることも多いです。
プライベートは邪魔されたくない!という人は難しい業界かもしれませんね。
しかし、休日に対応したお客様や無理をして時間を作って商談をしたお客様は、こちらの苦労を汲み取ってくれることが多いです。
その結果、一生のお客様になって苦しい時に助けてもらえる存在になります。
クレーム対応が精神的にきつい
どの仕事でもそうですが、一生懸命頑張っている中でのお客様のクレーム対応は本当にきついです。
不動産営業も例外ではなく、クレーム対応に振り回されることもあります。
不動産営業のクレームの特徴としては、自分のミスではない理由のトラブルが起きてしまうことです。
たくさんの業者や関係者が関わっている不動産取引。
その誰かがミスをしてしまうと、お客様の窓口である営業マンが代わりに謝らなくてはいけません。
ですので、人生で怒られたことがない人や精神的に弱い人はきつい仕事だと言えます。
ただ、クレームを経験していると、トラブルを未然に防ぐにはどうしたら良いのか?という思考が鍛えられ、自然とトラブルは減ってきます。
これは仕事以外の人間関係でも役立ちますので、「人間力」もアップする仕事だと思います。
飛び込み営業をする場合がある
これは会社によって様々ですが、中には飛び込み営業をする場合もあります。
例えば、販売が開始された不動産周りのお宅に訪問する仕事。
この時代、直接訪問することは敬遠されがちですが、今でもこの手法は残っています。
飛び込み営業をしてメンタルがやられるというのも、きついと言われる理由です。
ただ、今の時代は飛び込み営業をする不動産営業はかなり減りました。
対策としては、就職活動の際に飛び込み営業の有無を確認して、無い会社を選びましょう。
きつくない不動産会社に就職するにはどうすれば良いのか?
不動産営業の仕事がきつい理由は分かりました。
でも出来るだけきつい会社は避けたいです…。
じゃあ、ここからはできるだけきつい会社を避けるコツを解説していこう!
仕組み化されている会社を選ぶ
不動産会社は少数精鋭で営業しているところがほとんどです。
というのも、不動産会社は売上が立つ営業が1人いれば、ある程度会社として成り立つのです。
しかし、そんな会社に新入社員で入社しても不安ですよね。
新人の教育がしっかりしていて、営業に打ち込める環境で仕事をするべきです。
そんな「仕組み化」された会社に転職することを目指しましょう。
仕組み化されているかの判断は、会社のホームページからスタッフ紹介を見ます。
そして営業の他に事務員さんや他の職種の人がいれば安心です。
というのは、営業ばかりの会社だと、経理や採用に関することも任されることがあるので、営業に集中できない環境なのです。
ですので、出来るだけスタッフが豊富にいて教育や研修をしている会社を選ぶようにしましょう。
今はSNS(InstagramやTwitter、You Tube)をしている会社が多いので、投稿を見て入社しやすい環境かどうかを判断することも重要です。
つまり、営業活動に集中できる環境に身を置くことが、きつくない不動産会社に転職するコツです。
業界歴が長い会社を選ぶ
業界歴が長い会社を選ぶことも重要です。
会社の歴が長いと、給料体系の仕組み(インセンティブ)や集客システムが明確化されています。
業界歴が浅い会社は仕組み化されていないところが多く、新入社員として入社するには雑務を多くこなさないといけません。
また、教育体型がしっかりしている会社を選ばなければ、高い給料をもらえるまで遠回りになってしまいます。
業界歴が長いと新入社員への教育がシステム化している場合が多いので、安心して入社できます。
業界歴が長いことは取引先の多さにも繋がります。
取引先が多いと、出来るだけ少ない労力で仕事に向き合える環境が整いますので、業界歴が長い会社がおすすめなのです。
スタッフが定着している会社を選ぶ
これは継続して見ていかなければいけませんが、スタッフが定着していない会社ほど仕事がきつい可能性が高いです。
特に新入社員が早く辞める会社は要注意。
スタッフが定着しているかどうかを見極める方法は、ホームページのスタッフ紹介を見るのが一番効果的です。
新入社員が入ったけれど、しばらくして情報がホームページから消えたり、投稿しているSNSなどから早々に姿が見えなくなると要注意です。
半年程度で辞めるスタッフが多いと警戒しないといけません。
不動産業界に限りませんが、社員のことを第一に考えている会社の方が理不尽にきつい仕事は少ないものです。
特に、社員の入れ替わりが激しい不動産業界では、スタッフが定着しているかどうかが非常に大事な指標になります。
まとめ
不動産営業の世界は確かにきつい仕事が多いです。
きつい仕事を乗り切る方法は
この2点が重要です。
筆者が12年間の不動産営業で一番感じたことは、たしかに不動産営業はきつかったですが、自分の身になることが多かったということです。
不動産業界でそれなりに頑張れば、どの会社でも重宝される人材になれます。
そして不動産営業時代より楽に多く稼ぐことも可能ですよ!
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