この記事で解決できるお悩み
不動産営業ってFP(ファイナンシャルプランナー)の資格を
持っている人も活躍できると聞いたんですけど本当ですか?
それ本当です!
FPの資格を持っている営業はとても重宝されます!
今回はその理由を解説してきましょう!
これからFPの資格を取ろうかなと迷っている人も是非!
WEBライターあきらについて
不動産営業として12年間働いていました。
筆者の紹介
- 約1500名の顧客と商談
- 不動産会社の採用担当も歴任
- 売買仲介、賃貸仲介、売却提案、賃貸マンション管理を経験
- 宅地建物取引士
- 賃貸不動産経営管理士
- 2級ファイナンシャル・プランニング技能士
FPの資格を持っている人が不動産業界で活躍できる理由5選!
まずはFPとはどんな資格なのか。
人生の夢や目標をかなえるために総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導く方法を「ファイナンシャル・プランニング」といいます。
出典:日本FP協会 ファイナンシャルプランナー(FP)とは?
ファイナンシャル・プランニングには、家計にかかわる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識が必要になります。これらの知識を備え、相談者の夢や目標がかなうように一緒に考え、サポートする専門家が、FP(ファイナンシャル・プランナー)です。
つまり、身近なお金のことを解決する専門家のこと。
なので『衣食住』の「住」を担う不動産との相性がとても良いのです!
ここからは、不動産業界に転職する上でFPの資格が役に立つ理由を解説していきます!
ライフプランニングができる
1つ目の理由は、お客様のライフプランニングができるという点です。
お客様の中には、
私はいくらくらいの家を買ったら良いの?
という相談をされる方がいます。
そんな時に、住宅ローンのことや教育資金の計算、社会保険に関する知識を持っているFPが活躍します。
インターネット上には、誰でも無料で利用できるライフプランニングのツールがあります。
FPの会社に勤めていなくても、このソフトを使って営業活動をすることで、お客様の信頼を得ることができます!
そしてライバルとの競争にも勝つことができるのです。
上記のようなフリーソフトを利用し「いつ」「どんな」お金が必要かを、FPならではの目線でお客様に説明することで、不動産に対する安心感を与えることができます。
その結果、高い営業成績を上げることができるのです。
FP試験で6科目ある中の「ライフプランニングと資金計画」が役に立ちます。
相続に強い
不動産営業をしていると、どうしても相続に関する相談が増えてきます。
- 不動産を売却する際の相続相談
- 親からの援助に相続時精算課税制度を使いたいという相談
- 相続税がどれくらいかかるのか?
上記のような相談が突発的に入ることもあります。
「それは税理士さんに聞いてください。」
と言えばそれで終わる話ですが、FPの知識を持ってフォローをすることで、2倍、3倍の仕事を任せてもらえることもあります。
相続に強いんだったら、親が所有している不動産の売却も任せようかな。
このような依頼を受けることもあるのです。
FP試験で6科目ある中の「相続」が役に立ちます。
税金の知識が豊富
お客様の家計に大きな打撃を与える税金。
税金の分野での知識が多いという点でもFPが活躍します。
不動産という大きな商品を購入する際、お客様は少しでも支払う税金を抑えたいと考えています。
「税金のことは税理士さんに相談してください。」
と突き放すのではなく、根拠を持って親身に話を聞き、提案することでお客様の信頼を得ることができます。
その結果「この人に任せてよかった!」という評価を得て、その先の顧客紹介にも繋がります。
FP試験で6科目ある中の「タックスプランニング」が役に立ちます。
保険の基本を理解している
保険の基本を理解しているFPは様々な場面で活躍します。
住宅ローンを組む時は、団体信用生命保険や火災保険に加入します。
保険に関する知識があれば、住宅ローンを組む上でお客様の不安を取り除くことができます。
住宅ローンが不安だというお客様は一定数います。
その不安を解消できることができれば、不動産購入のハードルが下がり、営業成績をあげることができます。
特に、万が一の場合の保険をしっかりすることができれば「不動産を購入しても大丈夫なんだ。」という安心感に繋がります。
さらに、毎月支払っている保険料を見直すことで、不動産購入の資金計画を良い方向に進めることができるのです。
FP試験で6科目ある中の「リスクマネジメント」が役に立ちます。
不動産の知識を備えている
FPの科目の中には不動産の項目もあります。
- 宅地建物取引業法
- 建築基準法
- 不動産にまつわる税金
など、不動産営業をする上で欠かせない知識を得ることが出来ます。
もしFPの資格を持っている状態で不動産営業を始めるのであれば、基礎が分かっているので成果が出るのが早くなります。
不動産営業をしながらFPを取るのであれば、不動産にまつわる知識を振り返ることができる良い機会になるでしょう。
不動産の科目には、意外とFPや宅建の資格を持っていない営業が知らない知識があります。
他の営業が知らない知識でお客様からの信頼を勝ち取りましょう。
FP試験で6科目ある中の「不動産」が役に立ちます。
筆者の実体験
「不動産営業なんだから、不動産のスペシャリストになれば良いんでしょ?」
という時代はとっくに過ぎ去りました。
資産や保険、税金に関する知識がインターネット上に溢れている中で、「生きたアドバイス」は本当に武器になります。
実際、「不動産を選ぶ」というアプローチではなく、生活(お金)のことからマネジメントして欲しいお客様がたくさんいました。
不動産のことだけでない引き出しをたくさん持っていたからからこそ、成約できたお客様に喜んでいただけました。
さらに経験を積めば、現場にいないと分からないことがどんどん繋がってきます。
そこにFPの知識が加われば「お客様に得して欲しい」気持ちも湧いてきます。
様々な目線からのアプローチができたのはFPの資格を持っていたからです。
FPは「持っていて得しかない資格」に間違いありません。
まとめ
FPは不動産営業に非常に相性の良い資格です。
何千万円もする不動産の営業をするには、生活にまつわる細かい知識が必要不可欠なのです。
【不動産✕FP】で不動産営業を極めてもらいたいと思います!
もし不動産業界を本気で目指すのであれば、FPを持っていれば間違いなく強いです!
その他にもチェックするべき資格がありますので、こちらをチェックしてみてください。
-
不動産業界で必要な資格12選!12年間の実務で感じた理由を徹底解説します!【その中でもおすすめをピックアップしました】
この記事で解決できるお悩み WEBライターあきらについて 筆者の紹介 約1500名の顧客と商談 不動産会社の採用担当も歴任 売買仲介、賃貸仲介、売却提案、賃貸マンション管理を経験 宅地建物取引士 賃貸 ...
転職サイトと資格を取るためのオンラインスクールはこちらからどうぞ。
-
【保存版】未経験でも有利な不動産業界へ転職するための資格を取得!費用を抑えてすきま時間でも学べるおすすめの学校を紹介!【宅建士】
この記事で解決できるお悩み WEBライターあきらについて 筆者の紹介 約1500名の顧客と商談 不動産会社の採用担当も歴任 売買仲介、賃貸仲介、売却提案、賃貸マンション管理を経験 宅地建物取引士 賃貸 ...
-
【保存版】不動産業界への転職を考えているなら!今活用すべきおすすめ不動産転職エージェント
なんて考えている人が多いと思います。 実際に私が不動産業界に転職したのも、 「成果が出た分給料に反映されるから」 という魅力に惹かれたからでした。 この記事では、不動産業界に転職を考えている方に向けた ...